ロシア盤、これが発売されていた頃はソ連かと思います。バヤンというのは、ロシア式アコーディオンとのことです。（写真参照）　ロシアの野外での舞曲という様なことが、英文に見られます。　編成は、アナトリ・ベリャーエフのバヤンに、バラライカ、プサリテリ、パーカッションのアンサンブルの様です。プサリテリは、箱に弦を張って指で弾く、琴のような楽器らしいです。　ロシア盤は、マザーテープをそのままカッティングした様な、新鮮な音です。その辺りが好きで買っていました。一見地味ですが、装置がフラットで優秀であればあるほど良い音で聴けます。　共産圏では、音をイコライズしてまで、売上を増やそうという発想が無かった為と思われます。同じ様なことは、ハンガリーなどにも言えますが、ハンガリーは、加えて機材や収録技術がソ連より優れていて、やはり買いでした。　盤はキレイでノイズも少ないのですが、時折大きめのブツノイズ有ります。